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栄養相談を強化する方向へ!

 ここ数年の学びと実践を、ついにアクションに移します!(後にひけないよう宣言!)
 町医者として診療現場にいて16年。
患者さんの‘食’に正面から向き合わず、薬を処方して治療した気になることの居心地の悪さに、そろそろ耐えられなくなってきた。わがままな人間なので、嫌いなこと、やりたくないことを我慢して続けることができません。せっかく独立したんだし、自分の責任でやりたいことをやろうと。
 ここ10年くらい糖質制限→メガビタミン療法→リコード法と興味関心が広がり、健康になるための方向性に驚くほど共通項があることを知りました。自分ごととして食生活を見直す実践をして、いまだ苦戦中ながら未完成な段階でも体調が驚くほどよくなったので、アクセルを踏む覚悟を決めました。完成を待たずにリリースして、患者さんと一緒に成長していきます。
 保険診療は、これまでどおり続けます。
 いまの日本で保険診療外となる検査を多く盛り込めば、診療の精度や質はきっと更に上がると推測します。希望される方にはそういった選択肢を提示することもあってもいいと思います。ただそれが全てだと、自費診療に対応できる富裕層のみが対象となる。そういう取り組みをされている先生が積み重ねた叡智に心から感謝と敬意を払いつつ、私自身はそのエッセンスを「いかに保険診療に盛り込めるか」にチャレンジします。
 私をここまで医者として育ててくれたのは、笠間で畑仕事や工場で働いてきた普通のおじいちゃんおばあちゃん、おじちゃんおばちゃんで、そういった方に恩返しがしたい。経済格差=健康格差となる社会にならないように。自由診療よりも精度が落ちる分は‘地域の力’でカバーできないかな、と考えています。
 食のアドバイスについて、当初は管理栄養士の資格を持った方を呼んでくることも考えました。問題は、現在の栄養士が受けてきた教育は、従来のカロリー制限法が主で、私が学んでいるケトジェニックの食事療法と大きなずれがあること。自らの知識にプライドもある専門職に、これまで学んだ内容すべて忘れて新しいことを学んで…というのは厳しい可能性が高い。
 ここは作戦を切りかえ、院内で食事を中心にヒアリングやアドバイスをする仲間を一から育て始めました。私よりもはるかに優秀なケトン体値をくりだす優秀な実践家の浦井さん(医療事務スタッフ)です。一緒に白澤卓二先生の知識をWebで学べるコースを申し込み、絶賛勉強中です。スタートは二人三脚。でもゆくゆくはスタッフ全員が同レベルの知識を身につけ、看護師から事務スタッフにいたるまで誰でもケトジェニックなアドバイスができるクリニックにします。(うちのスタッフ、既にトータル20kg以上の減量に成功しているほど実践力最強なので、ここは楽々クリアできる!)
 食は最初の突破口で、ゆくゆくは運動や睡眠ストレスマネージメント、地域での関係づくり(生きがい)などにも総合的にアプローチし、「何やってるんだかよくわからないけれど健康になれるクリニック」になれたら面白いなーと考えています。まずは理念先行。村上智彦先生にならって全力少年で。
 数ヶ月後に当院を受診する方は、受診理由に関わらず当院の理念先行モデルに巻き込まれるおそれがあることを覚悟して来てください。

by ayakanaika | 2021-07-06 11:31 | 生活習慣病 | Comments(0)

人生は後半が面白い!を実践